今年第2四半期(4~6月)は西部地域で求人数が増加し、人材市場の需給状況は全体として安定していた。人事部がこのほど発表した同期の一部地域における人材需給情報で明らかになった。 データによると、西部地域での求人数が伸びたことにより、全国の求人数も増加した。西部地域の一部の人材市場では、求人数が前期に比べ11.9%増加、求職者数は同11.1%増加し、特に四川省では求人数が同26%増加した。 全国に目を向けると、北京市、天津市、上海市、広東省、深セン市、廈門(アモイ)市などの人材市場では、引き続き求人数、求職者数が多い。求人数の上位3地域は、上から順に上海市、北京市、重慶市の3直轄市が並んだ。重慶市は初めてのベスト3入りで、西部大都市の人材ニーズの急速な伸びを示している。ただ、全体的な地域差は依然として大きい。 データ集計に参加したのは30万3千の雇用機関。求人数は320万件、求職者は延べ681万9千人で、求人数対求職者数の比率は1対2.13となっている。求人が多い職種は、営業、コンピューター、秘書、管理など。求職者の主な希望職種は、営業、コンピューター、秘書、建築など。 「人民網日本語版」2006年8月4日 |