チベット自治区政府は第11次五カ年計画期(2006~2010年)で、農村と牧畜区の飲用水安全問題の解決に力を入れ、今年は約29万人の農民?牧畜民が安全面でどうかと思われる飲用水と分かれを告げることになる。 自治区水利庁筋によると、現在のチベット農村部の飲用水安全面における主要な問題は水質、水量、水源確保率及び用水の利便性が基準に達していないことであり、一部の農牧民は長期間安全性に欠ける水を飲用してきた。 チベット自治区政府は第11次五カ年計画期に12万元を投下して107万人の飲用水安全の問題を解決することを決めた。そのうち新しい都市、国境に接する地域などの飲用水プロジェクトを優先し、28.82万人の農牧民の飲用水安全の問題を解決する。具体的には、地元の実情に応じて地下水の流れをせき止め、浸透している水をせき止めるプロジェクトや地下用水路をつくり、太陽光エネルギーによる保温などのプロジェクトを実施して問題を解決することにしている。 「チャイナネット」2006/08/07 |