北京で12日、中日両国のメディア50社余りの参加する「2006中日メディアシンポジウム」が開かれた。参加者は中日関係におけるニュースメディアの役割について意見交換し、相互理解を深めた。 新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。 同シンポは北京中日新聞事業促進会、中国中日関係史学会、日本国際交流基金北京事務所が共同で開催した。日本メディア11社、中国メディア23社の代表が、中日関係におけるニュースメディアの役割と、いかにしてプラス作用を発揮していくかについて、率直に話し合った。 出席者らは、両国の人々に対するニュースメディアの大きな影響を指摘。ニュースには客観性と公正さ、人々の知る権利の確保が必要であるとともに、社会的な責任感と大局観を持ち、中日関係の発展のため健全な役割を発揮する必要もあるとした。シンポでは、一連の問題で中日間に意見の相違が見られたが、双方の代表らは討論を通じて相互理解を深めた。会議には、在中国日本大使館の井出敬二公使などが招かれて出席した。 「人民網日本語版」2006年8月14日 |