中国国家統計局農村社会経済調査司の全国31の省?自治区?直轄市の6.8万の農家に対するサンプリング調査の結果によると、2005年の農民の税金費用負担は1人当たり13.1元で、前年比24.4元減少し、減少幅は65.1%となった。 ――農業税が大幅に引き下げられた 2005年の農民の農業税納付額は1人当たり1.8元で、前年比23.4元減少し、減少幅は93.0%。農業税がすでに撤廃された地域において、ほとんどの農家はもう農業税を納める必要がなくなった。農業税がまだ完全に撤廃されなかった3つの省において、農民の農業税納付額は大幅に減少した。そのうち、河北省は1人当たり10.3元で、21.2元減少し、減少幅は67.3%。山東省は1人当たり10.1元で、29.6元減少し、減少幅は74.5%。雲南省は1人当たり2.8元で、7.1元減少し、減少幅は71.7%。 ――中西部地域の税金費用負担は東部地域より低い 2005年の東部地域の農民の税金費用負担は1人当たり18.3元で、そのうち農業税は1人当たり3.5元。中部地域の農民の税金費用負担は1人当たり12.2元で、そのうち農業税は1人当たり0.5元。西部地域の農民の税金費用負担は1人当たり7.3元で、そのうち農業税は1人当たり1元。 ――食糧主産地の税金費用負担の減少額は全国平均レベルを上回った 2005年の食糧主産地の農民の税金費用負担は1人当たり17.5元で、29.5元減少し、減少幅は62.7%。そのうち、農業税は1人当たり2.6元で、30.5元減少し、減少幅は92.4%。食糧主産地の農民の税金費用負担は全国平均レベルに比べて1人当たり4.4元多く、農業税は1人当たり0.8元が多いことになっている。しかし、税金費用負担の減少額は全国平均レベルに比べて1人当たり5.1元多く、農業税の減少額は1人当たり7.0元多くなっている。 ――各種料金は当面農民の税金費用負担の主な内容となっている。 2005年の農民が支払った各種料金は1人当たり8.4元で、0.5元増加し、増加幅は6.3%。各種料金は農民の税金費用負担の64.1%を占め、農民の税金費用負担の主な内容となっている。 「チャイナネット」2006年4月4日 |