少数民族地区の発展を援助するため、中国国家開発銀行は今後5年間で、400億元、日本円にして6000億円もの政策的な投資を行うことになりました。 中国の55の少数民族の中には、人口が10万人以下の民族が22あり、「小人口民族」と呼ばれています。これら民族は辺鄙なところに住んでいることから、生活環境が悪く、発展が立ち遅れています。今でも、多くの村落に電気や道路が通らず、人口の約4分の1の住民は基本的生活が保障されていません。これら少人口民族の全般的な発展レベルは他の民族より大きく立ち遅れています。 この政策的資金投入は、主に少人口民族を含めた少数民族地区のインフラ整備、社会事業、人材育成などに当てられることになります。 「CRI」より 2006/04/04 |