中国では、一般国民の住宅消費が引き続き伸び、2005年度の個人による住宅購入総額だけで1億4200万元に上った。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。 データは建設部のチーフエコノミストを務める謝家瑾氏が25日、北京で行われた「住宅金融システム国際シンポジウム」で明らかにしたもの。謝氏によると、全国住宅販売額のうち、個人購入の占める割合は、1997年の54.5%から2005年の95%に増えた。建築面積ベースでは、個人購入が2000年の87%から2005年の97%近くにまで増加した。 不動産市場では、すでに個人による住宅購入が需要のメーンとなっている。住み替えなどで居住条件の改善を図る都市家庭は、年間で約1千万戸に上るという。 「人民網日本語版」2006年4月26日 |