甘粛省敦煌市の有名な観光スポット「月牙泉」は4月3日、滲水池の汚泥除去工事が終え、渇水状態がしばらく緩和されることになりました。 月牙泉は「砂漠の第一オアシス」と呼ばれ、敦煌市の南砂山に囲まれています。この40年来、周辺の水使用量が増え、環境が破壊されたことによって、渇水の危機に瀕していました。 2001年月牙泉の西800メートルと東500メートルの場所でそれぞれ滲水池をつくり、毎年党河から600立方メートルの水を引いて、月牙泉の水を補充していました。しかし、党河の水には大量の砂を含み、滲水池の底に汚泥が溜まるのです。 2002年甘粛省の許可を得て、敦煌市は補水、節水、水を引いて、一体化した総合整備プロジェクトをスタートし、月牙泉の水の確保が近いうちに実現できるとのことです。 「CRI」より 2006/04/06 |