先般、国際市場調査?研究会社であるミルワード?ブラウン?オプティマーが最新の「世界で最も高価なブランド」のランキングを発表した。このランキングではアメリカのブランドが顕著な優位を占めているが、中国の自主的ブランドである「中国移動」（チャイナモバイル）は初めてこのランキングに登場し、四位となった。チャイナモバイルのブランド価値は385.1億ドルに達すると見られている。

同ランキングのトップ10の中の八つはアメリカのブランドである。そのうち、マイクロソフト、ゼネラルエレクトリック（GE）、コカコーラはそれぞれ620.39億ドル、558.34億、414.06億ドルのブランド価値で同ランキングのトップ3を占めている。

これについて、ミルワード?ブラウン?オプティマー会社のハッコ?ストハウンスン主任は「チャイナモバイルは世界で著名なブランドとは言えないが、ブランド価値のトータルなランキングで四位となり、モバイル通信業界に関するいくつかのランキングでもトップを占めている。これにはいくつかの原因がある。一、中国ではケイタイ産業がかなりの発展を遂げており、今や急成長をとげている。二、チャイナモバイルは中国のモバイル通信市場で主導的地位を占めている。三、チャイナモバイルは同社のユーザーと強いつながりを保っており、ユーザーの間で強い共感が持たれているので、同社の収入はかなりの部分がブランドによって作り上げられたものと言える」と語った。

関係筋によると、チャイナモバイルのほかに、中国の「レノボ」グループの伸びも非常に急速である。これにより、中国市場の広さや急速な成長ばかりか、これらの会社の国際経営能力も顕在化している。

「チャイナネット」 2006年4月6日