北京市公安局の刑事捜査科学技術ビルの屋上でのヘリポートとヘリの想像図 直径24メートル、鋼鉄製の二つのヘリポートはこのほど、北京市公安局の刑事捜査科学技術ビルの屋上にその姿を現した。来年末には、警察用ヘリはここで離着陸して、北京の空に旋回飛行し、テロ防止対策に当たることになっている。 北京市公安局は現在、警察用ヘリの機数、機種、配備などについて具体案を練っているところである。2008年の五輪開催の期間に、これらのヘリは安全確保の任務を担うことになっている。また、五輪安全対策企画書では、五輪開催期間中に、五輪諸施設の近くにヘリポートを設けるという初歩的な企画も盛り込まれている。 公安部筋によると、現在、中国で使用されている警察用ヘリは20機に達し、主として広州、武漢、鄭州などの都市に配備されている。国内初の警察用ヘリは、1996年から武漢で使用され、容疑者の押送、火災?水害などの災害の際の救援、空中からの撮影、交通情報の発信など、いろいろな面で活用されている。 「チャイナネット」2006年5月25日 |