山東省青島市で、家事に不慣れな若い新婚夫婦向けの家政婦サービス「蜜月家政婦」が人気だ。地元の夕刊紙「斉魯晩報」が伝えた。 青島に住む結婚したばかりの女性、孫さんは「メーデー連休も遊びに出かけず、家政婦さんを呼んで料理や家事の切り盛りを教えてもらいました」と話す。4月に結婚したばかりの孫さんは、家事に悪戦苦闘する毎日だ。料理のレパートリーは、夫と2人合わせても数えるほどしかない。そこで、家政婦から家事のコツを教わることにしたという。 同じく青島市に住む男性、張さんも結婚2カ月の新婚ほやほやだ。張さんも、家政婦に料理を教わっている。先生役を務める家政婦の姜さんは、張さんの家に通い、毎日2時間かけて料理、掃除など家事の切り盛りを伝授する。新婚の2人の勉強ぶりは真剣そのものだ。 こうした「蜜月家政婦」は若い夫婦の間で人気だ。利用期間は短く数カ月程度。中国の若い夫婦は「二人だけの生活」を選び、父母との同居を好まない傾向が強く、「蜜月家政婦」の人気は今後も高まりそうだ。 「人民網日本語版」2006年5月7日 |