長江の三峡ダム建設工事は、予定より9カ月早い5月末に、堤防建設工事がすべて完了する見通しとなった。現在、工事は作業の大詰めを迎えている。 三峡ダムの堤防は全長2309メートル、高さは海抜185メートル、注入されるコンクリートの量は1610万立方メートル、完成すれば世界最大級の鉄筋コンクリートダムとなり、洪水対策、発電、通航などに使用される。左岸堤防は2002年10月に完成し、右岸堤防は2003年7月に着工していた。右岸堤防のコンクリート総注入量は430万立方メートルで、現在は3千立方メートルを残すのみだ。 「人民網日本語版」2006年5月7日 |