中国商務部が先般発表した『中国対外貿易状況レポート(2006年春季)』は、2006年の中国のモノの輸出入は依然としてかなり速い伸びを保ち、通年の輸出入総額は1兆6000億ドルを上回り、伸び率は15%を上回ると予測している。 このレポートは、対外貿易の構造調整、成長方式転換の加速及び貿易黒字の過度の増加を抑制することは今年の中国の対外貿易の主な課題であるとしている。 このレポートによると、2005年の中国の対外貿易は2002年以来の急成長の勢いが保たれ、通年の輸出入総額は1兆4221.2億ドルに達し、前年比23.2%増となり、「第9次五カ年計画(1995年~2000年)」期末の2000年に比べて2倍増となっている。 また、2006年第1四半期には、中国の対外貿易は依然として速い伸びを示し、輸出入貿易総額は3713億ドルに達し、前年同期比25.8%増となっている。 「チャイナネット」2006年5月10日 |