第60回国連総会は9日、6月に発足する予定の人権理事会の理事国選挙を実施し、加盟国191カ国すべてが投票に参加した。1回の投票では決着がつかなかった東欧諸国を除き、他の各地域の理事国はすべて同日午前の1回目の投票で決定した。中国は146票を得て当選した。任期は3年。 アジアでは13の定数に18カ国が立候補した。当選国は中国のほか、インド、インドネシア、バングラデシュ、日本、マレーシア、パキスタン、韓国、ヨルダン、フィリピン、バーレーン、サウジアラビア、スリランカ。タイ、レバノン、キルギス、イラン、イラクの5カ国は落選した。 人権理事会の設置は国連改革の一部分で、国連の人権協力が新たな段階に入ったことを示す。国連総会の関連決議によると、人権理事会の第1回会議は6月19日にジュネーブで開かれる。 「人民網日本語版」2006年5月10日 |