外交部の劉建超報道官は11日の定例記者会見で、ゼーリック米国務副長官が「北朝鮮の6カ国協議復帰を促す中国の努力は不十分」と発言したことについて質問を受け、次のように述べた。 朝鮮半島の核問題について、中米双方は共に、対話、6カ国協議のルートを通して問題を解決し、朝鮮半島の非核化を早急に実現し、朝鮮半島の平和と安定を守ることを主張している。現在、主に朝鮮と米国の間で、朝鮮の金融問題についてなお大きな隔たりがあり、双方が対立を続けていることが、協議のプロセスに障害をもたらしている。中国側は一貫して、6カ国協議の早期再開に努力してきた。関係各国、特に主要当事国が、柔軟で実務的な姿勢を示し、再開への障害を早急に取り除くことを希望する。 「人民網日本語版」2006年5月12日 |