外交部の定例記者会見が11日に行われ、劉建超報道官が記者の質問に答えた。 ――中国は、中日の外相が来週会合を持つためには、条件が熟さなければならないとしている。何をもって条件が熟したと考えるのか。 中日関係や歴史問題に対する中国の態度は、明確かつはっきりしている。日本の一部指導者は靖国神社への参拝を頑なに堅持しているが、これが中日関係の障害をもたらす問題のありかだ。中国はこの障害を克服した上で、中日関係を改善かつ発展させることを終始主張しており、この立場に変化はない。現在、中日双方は両国外相会合について接触中だ。われわれは、中日関係の発展に対する中国の誠意を、日本が正しく理解するよう望む。 「人民網日本語版」2006年5月12日 |