地域発展計画は国民経済と社会発展に関する計画の重要な構成部分である。国民経済と社会発展に関する第11次五カ年計画(2006~2010年)を策定するにあたって、国家発展改革委員会は長江デルタ地域と北京?天津?河北省都市圏で始めて地域計画モデルケースの創出を考えることになった。その目的は異なった省や地域にまたがる地区の経済と社会の発展の中で直面している問題の解決を促すと同時に、地域計画事業の全面的展開のために経験を蓄積することになる。 地域計画の前段階準備作業はかなり前に完成しているが、今年の2月からは計画の作成段階に入った。今では、国家発展改革委員会の関係部門は前段階の研究成果に基づいて計画の作成に力を集中している。地域計画の重点任務の主要な内容は以下のとおりである。一、地域の全体としての機能の位置づけ 二、都市機能システムの建設配置 三、交通?エネルギーなどインフラ施設の配置 四、産業の作業分担と空間的配置 五、水と土地資源の開発利用と保護 六、生態環境の保護と整備 七、科学?技術?教育?医療?衛生?資源の統合と人的資源の開発 八、地域発展促進の政策体系 九、地域計画の実施を保障するメカニズム 十、省と地域をまたがる解決すべきその他の重要問題 社会各界からの意見と提案に充分に耳を傾け、一般の人たちの地域計画への参与を拡大するため、国家発展改革委員会はポータルサイトの「アイデアと提言」のコラムにとくに「北京?天津?河北都市圏と長江デルタ地域計画に関する提言と献策」特別テーマスペースを設け、4月18日から6月30日まで、社会各界からの提言、アイデアを募集している。 「チャイナネット」2006/05/12 |