近年来、中国の道路の質が目に見えて向上し、2005年末の時点で、全国における道路保守?保護の距離数は総距離数の95.3%に達し、ハイレベルの幹線道路の比率は総距離数の83.1%に達し、高速道路と普通の幹線道路の地ならし指数にはそれぞれ1.8、2.9の上昇が見られ、優良の基準に達している。 先般開かれた「全国道路の保守?保護?管理についての会議」の席で、全国の道路の通行?保障能力が大幅に上昇し、2005年末の時点で、全国の国道ネットワークの交通量は日間5914台に達し、「第9期五カ年計画」期末より29%増となった。一般の国道における車両の平均運行速度は「第9次五カ年計画」期末の46km/hから、現在の53km/hにスピードアップされた。 また、農村部の交通状況も目に見えて改善されている。99.8%の郷?鎮と94.5%の村には道路が通じており、道路ネットも大幅にレベルアップされている。大?中規模の保守やレベルアップ、改造が行われた一般幹線道路は19万キロに達している。 中国交通部筋によると、「第11期五カ年計画」の期間に、道路の保守?保護はチャレンジに直面している。当面、中国の道路ネットの規模は300万キロに達したが、絶えず増えつづける道路交通のニーズと道路インフラ整備がそれに追いつかないという矛盾は、依然として交通事業の発展の主な矛盾と見なされている。今後、旅客?貨物運搬業務がさらに繁忙となり、2010年において道路の旅客運搬量は延べ240億人、道路の貨物運搬量は160億トンに達し、2005年よりそれぞれ37%増と23%増となると見られており、自動車道路メーンルートの交通量は年間10%増となっている。 「チャイナネット」 2006年5月15日 |