外交部の劉建超報道官は18日の定例記者会見で記者の質問に答えた。 ――新型肺炎SRASの処理に関わる問題について、世界保健機関(WHO)が中国を批判する内容の本を発表したが、どう受け止めるか? 私はその本を見ておらず、報道を見ただけだ。同書には、世界各国が2003年、SARS抑制に向け共に努力した状況が記されているという。中国の政府や人民は、SARSとの重要な戦いに際し、果断さや団結心、強い責任感といった精神を示し、われわれにとって未知の疾患だったSARSを短期間で抑え、国民の生命の健康や安全を守ったばかりでなく、国際社会とも協力してSARS抑制の経験を蓄積した。われわれはWHOを含めた他の国々や組織と、効果的かつ友好的な協力をした。WHOや他の関係各方面が、公正に、客観的に中国の努力を扱うことを望む。 「人民網日本語版」2006年5月20日 |