「国際児童デー」を前にして、中国国務院?婦女、児童委員会弁公室はこのほど、「中国児童発展要綱(2001-2010年)」の実施状況を説明した際に、「当面、わが国の児童の成長状況はより良好なものとなり、児童の健康と栄養の状況も改善され、基礎教育の普及率がさらに引き上げられ、児童の合法的な権益は法律によって保護されている」ことを明らかにした。 関係筋によると、中国の幼児死亡率と五歳以下の児童の死亡率は1990年の50.2‰、61.0‰から、2004年の21.5‰、25.0‰に減少し、児童の免疫予防接種率は97%を上回り、B型肝炎ワクチンは政府の計画に組み入れられた免疫接種ワクチンの一種となり、統計どおりの接種率は96.70%となった。 それとともに、基礎教育の普及率も引き上げられている。2004年末において、九年制義務教育を普及させ、青年?壮年の非識字者一掃の人口カバー率が93.6%を上回ることになり、適齢児童の小学校入学率は98.95%に達し、そのうち、男子生徒、女子生徒はそれぞれ98.97%と98.93%となった。小学生の中途退学率は0.59%で、そのうち、女子生徒は0.6%である。小学卒業生の進学率は98.10%で、中学校の入学率は94.1%に達した。中学生の中途退学率は2.49%で、女子中学生の中途退学率は2.19%となっている。高校の入学率は48.1%に達している。 「チャイナネット」 2006年6月1日 |