30日、東京で開かれた第一回中日省エネによる環境保全フォーラムが二日目に入りましたが、この日、中日双方は、鉄鋼、自動車など六つの産業分野で、省エネによる環境保全をいかに進めるかについて意見を交換すると共に、協力覚書を交換しました。 覚書によりますと、日本側は、中国側に省エネの設備を積極的に提供し、技術者の交流を進めると共に、両国間の省エネによる環境保全問題に関する会議を定期的に開催するということです。 このフォーラムに出席した中国国家発展改革委員会エネルギー局の許永盛副局長は、「中国では多くの企業の規模が小さく、その設備が古く、エネルギー効率がはるかに日本より低くなっている。中国は、日本の省エネと環境保全の分野での先進的技術を学びたい」と述べました。 これに対し、日本資源エネルギー庁総合政策科学エネルギー政策企画室の責任者である江崎禎英氏は、「日本は、省エネと環境保全の分野で中国との協力を積極的に進めていく」との考えを示しました。 「CRI」より 2006/06/01 |