外交部の劉建超報道官は1日の定例記者会見で、中日間で懸案となっている東中国海問題について質問に答えた。 ――報道によれば、日本政府は東中国海における境界線問題を暫時棚上げにする用意があると伝わっている。これをどのように評価するか? 東中国海問題に関して、中日両国はすでに5回、協議を重ねている。次回協議の日程についても双方は引き続き連絡を密に取り合っている。東中国海の問題で、われわれは双方が協議を通じて引き続き意見の溝を埋め、最終的に共同認識に至れるよう望んでいる。東中国海の境界線はまだ画定しておらず、中日双方の間にこの問題をめぐる論争があるという客観的事実から、中国は「論争を棚上げし、共同開発する」ことを一貫して主張している。中国はそのために日本と共に努力したい。 「人民網日本語版」 2006年6月2日 |