商務部はこのほど、外資系投資会社の設立に関する補充規定を公布した。今年7月1日から施行される。補充規定は、外国資本の出資により設立される投資会社に対し、国の関連規定に基づく国内上場企業への戦略的投資を認めるとともに、これら投資会社を海外株主と位置付けている。「中国証券報」が伝えた。 補充規定はこのほか、外資系投資会社に対し、商務部の承認を条件に次の業務を認めている。 ▽地域本部として設立された外資系投資会社による、オペレーティングリース?ファイナンスリースの運営。 ▽海外企業からのサービス?アウトソーシング業務の受注。 ▽地域本部として設立された外資系投資会社による、国内企業への生産?加工の委託。製品は国内外の市場に販売するか、委託加工貿易の形ですべて輸出する。 同補充規定は商務部が04年11月に公布された、外資系投資会社の設立に関する規定を補うもの。専門家は、補充規定の役割について「海外企業の対中投資をさらに奨励し、外資系投資会社の役割の充実を図るもの」と分析する。 「人民網日本語版」2006年6月7日 |