外交部の劉建超報道官は8日、北京での定例記者会見で、「靖国神社が日本の戦犯を裁いた正義の裁判に挑む企みは、目的に達することができないものだ」と強調した。 報道によると、観光客に無料で配った中国語と韓国語のパンフレットの中で、靖国神社は「第二次世界大戦後の『東京裁判』で有罪だと言い渡された戦犯は、『国連が画策した裁判で一方的に言い渡されたものだ』と主張している。 劉建超報道官は、この問題について記者の質問に答えた際、「極東国際軍事裁判は日本の戦犯に対する裁判であり、侵略戦争を発動し、両手には被害国人民の血がついた張本人に、当然受けるべき刑罰を受けさせ、国際的な正義を広め、人間の尊厳を守ったものだ。この正義の裁判に挑むいかなる企みも、人心に背き、実現できるものではない。大多数の日本国民を含む国際社会からの強い非難を浴びることは間違いない」と述べた。 「CRI」より2006/06/09 |