中日国交正常化35周年を記念するため、5月26日から6月2日まで大連旅順博物館では「旅順博物館所蔵日本絵画逸品展」が開催されている。今回展示されている63の逸品はこの博物館の歴代所蔵の300点の日本書画の中から厳選されたものであり、初めて公開されたものでもある。 展示されている作品は日本画の変遷、新たな模索、発展のプロセスを示している。江戸から明治までの約300年の間に、狩野派、浮世絵、文人画(南画)、円山四条派などそれぞれ異なる派の代表作が集められており、狩野派画家英一蝶の「望鶴図」、狩野永真の「渋水図」、浮世絵画家喜多川歌麿二代の「紅葉美人図」及び円山四条派画家松村景文の「春山幽居図」と円山応挙の「鯉の図」などの名作も含まられている。 「チャイナネット」2007年6月1日 |