銀行業監督管理委員会(銀監会)の責任者は4日、インタビューに答え、外資系法人銀行の銀行カード業務の開放に向けた運用プロセスがスタートしたことを明らかにした。外資系法人銀行は銀行カード業務の開設が申請でき、銀監会は関連規定に従って受理し、審査の上で許可する。北京市の日刊紙「京華時報」が伝えた。 先月末に終了した中米経済対話では、中国が、銀行カード業務の技術基準に適した外資系法人銀行による人民元建て銀行カードの発行を許可することで合意していた。 中国国内で法人の資格を得た外資系銀行はこれまでに8行となった。中国銀聯(中国の銀行間決済ネットワーク運営会社)によると、シティバンク、香港上海銀行(HSBC)、スタンダードチャータード、東亜銀行(BEA)の4行が、人民元建て銀行カードの発行業務について中国銀聯側と話し合いを進めている。銀行カード業務開設の申請が銀監会に認可されれば、外資系銀行の単独発行による人民元建て銀聯カードが登場する。 「人民網日本語版」2007年6月5日 |