江蘇省無錫市で11日、太湖の水質汚染問題に関する国務院の座談会が開かれた。 温家宝総理は「太湖の水質汚染対策事業は長年行われてきたが、なお根本的な解決を見ていない。太湖の水質汚染事件はわれわれに警鐘を鳴らした。これを高度に重視しなければならない。汚染原因を徹底的に調査?分析し、これまでの事業を基礎として、総合的な管理を強化し、具体的な改善策と措置を研究し、立案しなければならない」との重要な指示を出した。 座談会に出席した曽培炎副総理は席上で、「現在の最重要課題は、成果を打ち固め、措置を改善し、藍藻(アオモ)の再度の大量発生を防ぎ、水源が再び汚染されることのないようにし、都市?農村住民の飲料水の安全を確保することだ」と指摘。さらに「太湖周辺は人口密度が高く、経済が発展している。より高いレベル、より厳格な環境保護基準を適用し、より大きな決意で、より断固たる措置を採用し、環境管理を強化し、たゆまぬ努力を貫くことで、汚染問題の基本的な解決を図らなければならない」と強調した。 「人民網日本語版」2007年6月12日 |