「北京省エネルギー環境保護トップフォーラム」が10日に開催され、同市初の省エネ監察チームが正式に旗揚げした。この「省エネ警官」22人で構成された省エネ監察?法律執行専門チームは、省エネ法規に違反するエネルギー利用行為に目を光らせ、それに対する調査?処分および是正を行う。北京の日刊紙「京華時報」が伝えた。 夏の冷房利用ピーク期への対応策として、「省エネ警官」の当面の重点任務は、オフィス?ビル、ホテル?レストラン、ショッピングセンター、スーパーマーケットなど、エアコンを大量に使用する施設でのエアコン利用状況をチェックすることだ。夏季ピークが終わると、固定資産投資プロジェクトの省エネ評価と審査状況に対する省エネ監察が「省エネ警官」の重点業務となる。冬の暖房利用ピーク時には、年間5千トン以上の標準石炭を消費するエネルギー利用企業や供熱企業に対する省エネ監察を重点的に実施する。 このほか同市では、初の省エネ違法行為告発ホットライン(6766-9303)を設け、「省エネ警官」が規定の時間内に現場処理に出向く。 「人民網日本語版」2007年6月11日 |