環境保護総局はこのほど「2006年国家都市環境管理?総合整備年度報告」を公布した。全国の都市を対象とした2006年の環境総合整備定量審査の結果によると、環境等級が2級(良好)以上だった都市の割合は4.7%増加した。 審査結果によると、環境等級が3級(軽度汚染)以下だった都市の割合は2.1%減り、大気の条件は全体的にやや改善されたといえる。このうち、安徽省蕪湖市、湖南省張家界市などでは浮遊粒子状物質の濃度が目立って低下、河南省安陽市、陜西省銅川市などでは二酸化硫黄の濃度が低下している。生活廃水の集中処理施設を保有する都市は全国の60%を超える260都市になり、また319都市で生活ごみの無公害化処理率が80%以上となった。山東省、江蘇省ではすべての都市で、汚水処理率ゼロ、ごみ処理率ゼロ、医療廃棄物処理率ゼロの状況を脱し、環境インフラで全国トップレベルとなった。 同「年度報告」によると、2006年の環境保護重点都市の中で浮遊粒子状物質の平均濃度が最低(大気状態が最も良好)だった10都市は、桂林、海口、北海、珠海、湛江、日照、煙台、柳州、克拉瑪依(クラマイ)、拉薩(ラサ)。 「人民網日本語版」2007年6月13日 |