国務院「東北地区など旧工業基地の振興指導小組」は12日、温家宝総理を座長に第4回全体会議を開き、06年の事業の総括、07年の事業の計画、「東北地区振興計画」の審議を行った。 会議は過去3年間の旧工業基地振興事業について「重要な進展を遂げ、良いスタートを切り、一応の基盤を打ち立てたほか、ノウハウを蓄積した。東北地区の経済と社会の発展は良好な情勢を維持している」と評価。「振興戦略を全面的に推進するには、引き続き改革開放と自主開発を原動力とし、経済構造の調整と成長モデルの転換を加速し、資源節約と環境保護を強化し、民衆の生活の改善と調和が取れた社会の構築に力を入れ、経済と社会のより良く、より速い発展を実現しなければならない」と強調した。 また、当面の重点として次の6分野を挙げた。 (1)現代的農業の発展 (2)産業構造の調整と改良 (3)資源型都市の持続可能な発展の積極促進 (4)省エネと排出削減、環境整備の強化 (5)改革開放の推進 (6)大衆の利益に関わる問題の解決への重視 「人民網日本語版」2007年6月13日 |