中国は中央財政から23の省や自治区、直轄市に、新型農村合作医療補助金として、これまでにおよそ94億元を拠出した。 新型農村合作医療は、中国政府が農村部で展開している農民の自主参加による医療保障制度。農民が20%、政府が80%を出資し合って、基金を作り、農民は同基金から一部の医療費が払い戻しされる仕組み。 今年の3月末までに、この制度に加入した人は6億8500万人に達し、全国農業人口のおよそ79%を占めている。来年、この制度はほぼ農村住民全体をカバーするようになると見られる。 「中国国際放送局 日本語部」より2007年6月21日 |