財政部の金人慶部長はこのほど北京市で世界貿易機関(WTO)のラミー事務局長と会談した際、「中国はWTO加盟時の承諾事項を一貫して厳格に履行しており、関税を大幅に引き下げ、市場開放を拡大し、経済成長や社会発展の成果をWTO加盟国と分かち合っている。中国は今後、関税削減などの承諾事項の厳格な履行を土台として、引き続きドーハラウンド交渉に貢献していく」と述べた。 財政部のデータによると、中国の非農産品の関税は1992年の42%から2007年は8.9%に引き下げられ、引き下げ率は80%を超えた。農産品の関税は加盟前の54%から現在は15.3%まで引き下げられた。現在、農産品の関税の世界平均水準は62%。 「人民網日本語版」2007年6月21日 |