先般、南京で行われた第1回全国農村商品交易会に出席した商務部の黄海部長補佐は、現在、中国は農村における近代的流通ネットワークを構築し、農村部住民に向けて?実益と利便性のある安全な消費?を提供することに注力している、と語った。 中国の農村市場には、巨大なポテンシャル及び大きな発展の展望があり、農村における商品取引を通じて、生産企業の農村市場における製品開発をリードし、好品質で、安価な農村部住民のニーズに合致した製品を農村部に提供することを目指している。これは農村部住民の生活の質的向上にプラスとなると見られている。 商務部市場システム整備局の常暁村局長も、農村の近代的流通ネットワークは農村の商品?物流のハイウェーとなり、農家を店舗とする店を基盤とし、多種類の商品及びサービスを作り出すことは、農家の店舗の経営範囲を広げ、農村部住民の消費ニーズを満たすことにプラスとなる、と語っている。 近年、商務部は全国で?万村千郷(行政区域)の市場プログラム?を促進に力を入れており、4月末現在、全国で18.8軒の農家店舗を開設し、農村部で「チェーン経営、一括配達」を実施しており、農村の近代的流通ネットワークが逐次形成されつつあり、農民の?不安全かつ利便性を欠く消費?という問題を初歩的に解決した。 2010年までに、?万村千郷の市場プログラム?に組み入れられる農家店舗の商品の一括配達率は70%以上に、食品の配達率は85%以上にもっていき、農民の安全な消費を本格的に確保し、農家店舗からなるチェーン店のカバー率を85%以上に引き上げ、農村の近代的流通ネットワークの初歩的な構築を目指している。 ?チャイナネット?2007年6月27日 |