自分の個性に合った観光ツアーを追求するため、ますます多くの観光者が「自由行」(個人観光)のコースを選ぶようになった。 携程旅行ネットがこのほど行った無作為の調査によると、北京、上海、広州で調査を受けた3000人のうち、「団体旅行には絶対に参加しない」とする人は47.2%にも達し、わずか9%未満の人たちが「団体旅行を選択する」としているが、その理由も「初めての海外旅行ですから」とする人が圧倒的に多い。 この傾向を目にした各旅行社は、「自由行」のコースをどんどん増やし、団体観光コースの観光客の自由度をさらに高めた「セミ自由ツアー」のコースをも打ち出すことになっている。航空会社や仲介機構もこのマーケットに参入し、シェアの拡大を目指している。 また、調査によると、72.4%の観光者は海外旅行の際、ゆっくり観光を楽しむことができる3カ国観光のコースをもっとも好んでおり、「セミ自由ツアー」コースは42.3%の観光客にとってもっともよい選択とされることがあきらかになった。 「チャイナネット」2007年6月27日 |