科学技術部の万鋼部長は、26日に開幕した「2007年国際バイオ経済会議」の席上、中国のバイオ経済戦略は「三段階を踏む」ことになると明らかにした。 万部長は、次のように説明した。 「三段階」戦略の第一段階は技術蓄積の段階とし、2010年には5000~8000億元規模のバイオ技術産業を形成する。第二段階は産業確立の段階で、2015年にはバイオ産業の生産額を約1兆6000億元にする。第三段階は持続的発展の段階で、2020年前後には完成し、バイオ産業の総生産額を2~3兆元にし、GDPの4%以上を占めるようにする。 今回の国際バイオ経済会議では、中国の医薬バイオ、農業バイオ、工業バイオ、漢方薬、食品安全など多くの分野から500あまりのバイオ新技術が展示された。その中には、初めて市場に出た遺伝子治療薬、初めて臨床で使用されたSARSワクチン、ヒト用の鳥インフルエンザワクチン、治療用B型肝炎ワクチン、エイズワクチンなど、世界一早い登場になったものも多く含まれている。 「人民網日本語版」2007年6月29日 |