北京の調査会社、零点調査と零点指標数拠網は7日、「農村や小さい町の女性は、都会の女性より満ち足りて幸福」という最新の調査結果を発表した。現在、特に都会の女性は、就業、家事などの多くのプレッシャーに直面しており、家族の関心と支援が非常に大事になっている。男性と女性で、幸福感の差は非常に少なく、調査結果はほぼ同じだった。中国青年報が報じた。 この調査結果は、「2005年零点中国女性生活の質指数研究」に基づいている。調査は、複数段階任意抽出方式をとった。対象地区は大都市と地方の小都市に分かれている。大都市は北京、上海、広州、武漢、成都、瀋陽、西安、南通の8都市。小都市は、諸曁市(浙江省紹興市)、長楽市(福建省福州市)、北寧市(遼寧省錦州市)、辛集市(河北省石家荘市)、臨湘市(湖南省岳陽市)、彭州市(四川省成都市)の?興平市(陝西省咸陽市)の7県級市(※)とその周辺の農村地区。18歳から(農村は16歳から)60歳までの女性の住民、2255人に戸別訪問を行った。 その結果、「田舎」の女性はより幸福で、中でも紹興市の女性の満足度が最も高いことが分かった。調査結果によると、小都市や農村の女性は、都会の女性に比べより満足し、生活満足度も高い。都会の女性の生活満足度は66.2%と、小さい町や村の67.8%、農村女性の69%より低かった。調査をしたすべての地区のうち、諸曁市の女性が同75.4%と最も満足していた。 2005年に、7大都市女性の生活満足度評価を行った際、どの都市も70%は越えなかった。北京が69.8%、上海が68.2%と、女性の生活満足度はかなり高かった。武漢(62%)、広州(62.2%)、西安(62.4%)の満足度が比較的低かった。04年の調査結果と比べると、都会の女性の生活満足度はわずかながら低下している。中でも上海と成都の下降幅が最も大きい。大都市のうち、北京の女性の幸福度が比較的高い。 ※県級市:名称は「市」だが、市(地級市)の下にあたる県クラスの行政単位。地方行政単位のクラスは、上から順に省級、地級、県級――となる。 「人民網日本語版」 2006年3月8日 |