北京の調査会社、零点調査と零点指標数拠網は7日、「中国の女性は、職業と収入への満足度が低い」という最新の調査結果を発表した。中国青年報が報じた。 世界各国の平均と比べ、中国の女性が外で働く割合は長年比較的高かった。資料によると、2004年以降、中国女性の就業率は56%と、各国と比べて高いほうにある。しかし、中国女性の職業と収入への満足度は、決して高くない。 調査によると、女性全体で、従事している仕事と収入の水準に対する評価はかなり低い。現在の仕事に満足し、現在の仕事が好きで、収入にも満足している人の割合は、半数に満たなかった。 「自分の労力と収入が見合っているか」、という質問に対し、女性と男性の答えはかなり食い違った。2004年調査では、48.7%の男性が「比較的見合っている」と答え、女性の39.8%より明らかに高かった。05年調査では、42.9%の男性が「見合っている」と答えたが、女性はわずか36.9%だった。 また、自らの経済状況を評価する際も、かなり明確な男女差があった。05年、男性の36%が、「現在の経済状況は良い」としたが、女性は31.4%だった。 将来の生活に対する予想については、男性が女性よりさらに楽観的だった。05年調査で「今後5年の、自分の競争力はどうなっているか」という質問に対し、楽観する都会女性はわずか32.8%で、男性の38.7%を下回った。 「人民網日本語版」 2006年3月8日 |