中日東中国海ガス田開発をめぐる第4回協議は、6、7の両日に北京で開催されることになっている。伝えられるところによると、中国側は中日間の対立を解消するため、共同開発を中心とした新しい提案を行う可能性が高まっている。 しかし、双方は開発対象地域についての見方にはかなり大きな開きがあり、今回の協議で合意達成できるどうかは定かではない。 今回の協議には、中国側は外交部アジア司司長の胡正躍氏、日本側は外務省アジアオセアニア局局長の佐々江賢一郎氏及びエネルギー資源庁長官の小平信因氏などが出席することになっている。 共同開発の原則は中国側の一貫した主張である。日本側は第3回協議でやっと中国側のこの原則を受け入れることになったが、日本は日本側が一方的に決めた日中「中間線」西側の「春暁」など4カ所のガス田を共同開発の範囲とした。中国側はあくまで、春暁などのガス田は争うことのできない中国の海域にあり、「共同開発」の範囲はいわゆる「中間線」東側であることを堅持している。 「チャイナネット」2006年3月6日 |