国務院は2日午後、全国高病原性鳥インフルエンザ防止?抑制テレビ電話会議を開いた。 回良玉副総理は、「目下、中国の高病原性鳥インフルエンザの発生状況はかなり深刻で、防止?抑制の任務は非常に多い」と指摘した。回副総理は各部門に対し、各種の防止?抑制措置を全面的に実施するよう求めた。各種措置の概要は以下の通り。 (1)免疫措置にさらに力を入れ、免疫措置のカバー率を高め、免疫措置の質を高め、免疫による強固な障壁を築く。 (2)重要な地域やポイントに対する監視を強化し、村レベルの観察員と地方の各クラスの感染状況報告ステーションを充分に機能させ、感染に対する予測?予防能力を高める。 (3)応急処置体制を整える。特に各クラスの応急予備隊の組織、研修と予備訓練に力を入れ、感染発生時の応急対応能力を高める。 (4)検疫の監督管理を強める。特に産地や家禽処理段階での検疫を厳格化する。家禽の飼育、処理、加工、運搬など、一連の過程の管理を強化する。 (5)人に感染した場合の救急治療を適切に行う。原因不明の肺炎は、厳格に規範に従った検査を行う。鳥インフルエンザが疑われる病気が発生した場合、すばやく上部機関へ報告すると共に、診断と治療を迅速に行う 。 (6)技術研究をさらに強化し、ワクチン、予防薬品、素早い診断技術、さらに渡り鳥の習性、総合的な予防抑制などの方面の研究を進め、科学技術による防止抑制の水準を高める。 「人民網日本語版」 2006年3月3日 |