各方面の注目を集めている、北京首都国際空港に続く第2の首都国際空港の建設タイムテーブルがこのほど確定した。 中国民用航空総局の王昌順副局長は7日取材に応じる中で、第2の首都国際空港は建設の見通しが立ち、第11次五カ年計画(2006~10年)の末頃に着工の予定で、現在は建設地を選定中であることを明らかにした。河北省廊坊市などが建設地の候補に挙げられているが、まだ確定していない。 王副局長によると、北京首都空港には現在2本の滑走路があり、建設中の第3滑走路(全長3800メートル)は07年に完成する見通しだ。また総床面積90万平方メートルの空港ビルの建設も予定されており、完成すれば08年の北京五輪開催を問題なく迎えられる。王副局長は「しかし長期的にみて、北京にはぜひとも第2の空港が必要だ。第3の空港も必要かもしれない」と指摘する。 建設地の選定について、王副局長は「空港の位置と北京市との距離、周辺の環境、地質構造など多方面の状況を総合的に考慮して決める。現在まだ未確定で、専門家や市民の意見を聴取する必要がある」と述べた。「新京報」が伝えた。 「人民網日本語版」2006年3月8日 |