便利な交通機関を利用し、自宅に比較的近い町のスーパーで日用品を購入することが、中国農村の新しい流行となりつつあります。 中国商務部が発表したデータによりますと、去年2月に「農村スーパープロジェクト」のモデル活動が開始して以来、すでに7万1千軒の農村スーパーが建設され、およそ1億の農民が自宅付近で買い物ができるようになったということです。 中国には現在、9億人あまりの農民がいます。これまで、農村の住民は普通農村の自由市場や小さな売店で日用品を調達していましたが、そうしたところにはニセ物が多く、値段が高く、そして種類も少ないなどの問題が相次いでいます。これからは、農村スーパーでものを買うようになれば、とても便利になります。 商務部は、2007年までに、このような農村スーパーを25万軒まで増やすことを計画しているとのことです。 「CRI」より 2006/03/20 |