外交部の秦剛報道官は16日の定例記者会見で、間もなく発足する国連人権理事会について次のように述べた。 これは昨年の国連首脳会合で確定した国連改革の重要な一部だ。中国は終始、積極的かつ建設的な姿勢で関連協議に参加し、採決でも賛成票を投じた。決議は地域配分の公平の原則に基づく各地区の議席の再配分により、人権委員会におけるアジア諸国の議席不足という長年来の問題を是正した。また、理事会は各国?各地域の歴史?文化?宗教的背景を尊重し、異なる文明および宗教間の対話を促進し、市民の政治的権利と社会的および文化的権利を同等に重視し、客観的で公正な方法によって人権問題を処理し、ダブルスタンダードと政治化を避け、人権分野における建設的な対話と協力を促進すると定めている。中国はこれを称賛するとともに、理事会がこれらの原則を適切に順守し、人権理事会の対立の覆轍を踏まないことを希望する。中国は活動に積極的に参加し、人権理事会の健全な発展を推進していく。 「人民網日本語版」2006年3月17日 |