国務院発展研究センター研究員である著名な経済学者呉敬璉氏は16日、中国内陸部の経済成長モデルを粗放型から集約型への転換の加速、資源節約型、環境にやさしい社会の構築は「第11次五カ年計画」で確立された中国の発展における戦略的重点であると語った。 これは呉敬璉氏が16日、香港中文大学で「成長モデル転換及び内陸部工業化の道」をテーマに行った学術講座で述べたもの。 呉敬璉氏はその際、「第11次五カ年計画」には、今後内陸部の経済成長モデルは投資を下支えとした成長モデルから効率の向上で経済成長をけん引するモデルへの転換が明記されていることを明らかにした。 呉敬璉氏はまた、経済成長モデルの転換において最も重要なのは、市場経済体制の健全化であり、政府機能の転換は重点中の重点であるという見方を示した。 「チャイナネット」2006年3月21日 |