外交部の李肇星部長は22日、北京で、「スペインとの友好関係の発展は、両国民により多くの実益を与え、中国が欧州連合(EU)との全面的な戦略的パートナーシップの発展をより一層進める」と述べた。 22日、北京訪問中のスペインのモラティノス外相とともに行った記者会見で、李部長は、「中国とスペインは、利益と立場に共通したところが多い。両国は、経済貿易、文化など多くの分野で協力関係を持っている」と述べた。また、スペインのセルバンテス学院と中国の孔子学院を相手の国に設立することを評価した。 これに対し、モラティノス外相は、両国関係を評価した上で、「一つの中国」政策を堅持し、中国がヨーロッパとの関係発展の促進に力を入れると表明した。 当日午前、中国の温家宝総理はモラティノス外相と会見した。 「CRI」より2006/03/23 |