外交部の秦剛報道官は28日午後、定例記者会見を開いた。記者との一問一答は次の通り。 ――中国は長年、多角的な軍備抑制?核軍縮プロセスの促進に積極的な努力を払ってきた。「核兵器用核分裂性物質生産禁止条約(FMCT)」に対する立場をうかがいたい。 中国は一貫してFMCTの早期締結を支持するとともに、全面的かつバランスの取れた作業計画を基礎に、(ジュネーブ)軍縮会議で交渉を早期スタートできるよう、積極的に尽力してきた。われわれはこれを、多国間の核軍縮プロセスを促進する、重要なステップと捉えている。国際社会は現在、国際的な核不拡散メカニズムの維持と強化に尽力しており、交渉によるFMCTの早期締結は、核物質拡散リスクの減少にも重要な意義を持つ。 「人民網日本語版」2006年3月29日 |