中国の薄熙来商務部長は28日北京で、アメリカのグティエレス商務長官と会談し、知的所有権侵害の取締で中米両国が交流と協力を強化すべきだと強調しました。 席上、薄熙来商務部長は「中国は海賊版CDとDVDの生産ラインを厳しく取り締まっていると同時に、消費市場と各種の展示会で有名なブランドを保護している。アメリカがこのような中国側の取り組みを十分に認識するよう希望する」と述べた上で、「知的所有権侵害は世界的な問題で、中国に存在していれば、アメリカにも存在している」と指摘しました。さらに、知的所有権侵害の取締の面で、両国が交流と協力を強めていくべきだとの考えを示しました。 グティレス商務長官は、「両国の経済貿易の発展を促すため、中国が積極に措置を取っていることに、アメリカは注目している」と述べ、中国との交流や協力を強化していくことを希望しました。 「CRI」より 2006/03/30 |