2006年の消費財市場は、引き続き比較的早い成長を維持するだろう。消費の規模も引き続き拡大し、消費財小売り総額は、7兆5千億元、前年比で約13％の伸びの見込み。

商務部市場運行司が公表した「2005-06年中国消費財市場発展報告」の予測によると、06年の消費財市場の動向には7つの明らかな特徴が現れるという。すなわち(1)消費財市場の需給関係は、引き続き良好に発展する(2)農村の消費財市場の発展が加速する(3)飲食業は高い成長率を維持する(4)異なる地域の消費財市場の間で、協調性が強まる(5)消費構造が引き続き発展する(6)注目を集める消費財が絶えず新たに出現する。ブランド製品や「環境に優しい」製品が流行する(7)消費者物価は全体的に安定している。06年の消費者物価は安定基調にある。ただし、価格改革などの影響を受け、価格の全体的な水準はやや上昇する。2%から3％の間、と予測されている。

「人民網日本語版」 2006年4月3日