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銀行に外資が全面参入(2) ハイエンドに照準

投稿時間:2007年08月08日閲覧数:
▽外資行はハイエンドユーザーに照準 外資系銀行を選択する市民のほとんどは、外資‥

▽外資行はハイエンドユーザーに照準

外資系銀行を選択する市民のほとんどは、外資行のハイクオリティかつ至れり尽くせりのサービスを選択の理由として挙げる。たとえば香港上海銀行(HSBC)はハイエンドの金融マネジメントサービス「卓越理財(HSBC Premier)」の対象顧客には、スポーツイベントやコンサート、観劇などのチケットをプレゼントしたり、定期的に鑑賞会やゴルフコンペなどのイベントを行うサービスを実施している。また優良顧客向けには、資産運用の講座や経験交流会などを開催している。

このほか、豊富な個人向け資産運用商品が、高収入のホワイトカラー層の多くが外資行を選択する動機となっている。オランダ銀行(ABN AMRO Bank)で外貨資産運用商品を担当する王さんは、自行の資産運用商品の購入を検討中だ。同行は2006年初頭からこれまでの間に、新しいコンセプトに基づく資産運用商品約20種類を相次ぎ打ち出している。

現在、外資系銀行の在中国支店は195カ所、在中国登録法人機関は14を数える。中国における資産総額は1千億ドルを超え、提供可能な業務も100種類を超えた。

「人民網日本語版」2007年2月6日

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