国家統計局が14日発表したデータによると、今年1月の中国の住民消費者物価水準は前年同期比2.2%上昇し、上げ幅は先月に比べて0.6ポイント低いものとなった。 専門家たちは、当面、中国の消費者物価の上げ幅は全般的に緩やかなものであると分析している。2006年の年間上げ幅は1.5%で、単月の上げ幅として最低のものは3月で、上げ幅は0.8%であった。10月は1.4%で、12月は2.8%に拡大した。 食糧価格の上昇はここ数カ月の消費者物価を押し上げる重要な要因となっている。今年1月、食糧価格は前年同期比6.9%の上昇となったが、昨年11月の食糧価格は4.7%、昨年3月はわずか0.9%の上昇であった。 今年1月の2.2%の消費者物価上げ幅は、昨年の通年の上げ幅を0.7ポイント、昨年1月を0.3ポイント上回っている。 1月、中国の消費者物価のうち、食品価格は前年同期比5.0%上昇し、非食品価格は同0.7%、消費財価格は同2.6%、サービス関連は同0.7%上昇した。 主要消費財価格を見ると、1月の食糧価格は前年同期比6.9%上昇し、油脂類は同16.7%、自動車用燃料と部品価格は同10.8%、新鮮野菜価格は同11.9%、交通関連は同1.9%上昇し、通信関連は同18.1%低下した。 「チャイナネット」2007年2月15日 |