このほど公表されたレポートによると、2006年において、本部が中国大陸部に設置されている企業は、19億ドルのベンチャーキャピタルを引きつけており、05年比57%増となり、ここ3年来の最高を記録することになった。 世界でトップ4の会計士事務所のひとつ安永会計士事務所が発表した?中国地域の四半期のベンチャーキャピタル投資レポート?によると、中国の資本システムは充実しつつあり、資本の取得業種も多様化していることは、06年の中国のベンチャーキャピタル投資の顕著な特色となっている。情報技術(IT)産業は依然として投資をひきつける主な業種で、医療、商業、消費、小売及びクリーン技術などの分野への投資も著しく伸びている。そのうち、商業、消費及び小売に対する投資は前年度比約40%増えることになった。 中国経済の持続的な成長に伴い、中産階層が大きく増えており、新たなパーソナル資産運用のコンセプトも普及している。この諸要素はともに投資の大幅増を促すものとなっている。 投資先の企業が国際市場において、急速な発展を遂げることを助成するため、投資者は投資額を日ましに増やしている。現在、中国の投資市場は徐々に成熟しつつあり、投資者にとって、経営コンセプトの成熟した企業はより魅力的な選択対象となっている。 ?チャイナネット? 2007年2月15日 |