北京五輪組織委員会はこれまでに、北京市の122のホテルと契約を結んだ。2008年五輪期間中、これらのホテルはオリンピックに参加する関係者の宿泊施設となる。「こんなに多くのホテルが押さえられて、大会期間中に北京を訪れる国内外の観衆や観光客の宿泊先が不足するという問題が起きないのだろうか?」――この質問に対し、同委員会の責任者はまったく心配の必要はないと述べた。 北京五輪組織委員会運動会服務部の向萍?副部長は「一般の観光客からすると、北京はとても宿泊施設の充実している場所。2006年末までに北京市のスター級ホテルは700軒に達しており、委員会と契約した122ホテルはスター級ホテル全体の6分の1にすぎない。その数は少ないと言っていい」と述べた。関係部門は、2008年までに北京市のスター級ホテルの数は800軒を上回り、客室は合計13万室になると予測する。 向副部長は「スター級ホテル以外にも北京には4千軒以上のホテル、招待所、研修センターなどがあり、これらの場所も約29万の客室を提供できる」と述べた。 「人民網日本語版」2007年2月16日 |